近期編輯: David79523 ...看更多 |
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黒い風が……哭き始めたわ…… | ||
やたのひめさん? | ||
そんな高い木の上に立って、 何を眺めてるんですか? |
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私が眺めているものは、『世界』―― | ||
え? | ||
――それが、『監視者』たる この私に課せられた使命なの |
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よ、よくわからないけれど、 何かを見張っているのですね……? |
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ええ…… でも気を付けなければならないわ |
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深遠を覗く時、深遠もまた 此方を覗いて居るのだから―― |
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??? は、はあ…… |
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空狐……あなたも気を付けることね。 | ||
じきにこの庭を『災厄』が襲う―― そんな兆しが『視』えるわ。 |
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ええっ! ど、どうしてそんなことが 分かるんですかっ!? |
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はっ! まさか…… | ||
やたのひめさんが 『せかいのかんししゃ』だから……? |
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ふふふ……! | ||
そ、それで一体、この庭に どんな災厄が? |
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ひょっとして、強い物怪か何かが やってくるのですかっ? |
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そう……『彼の者』が 『白き仮面(ペルソナ)』を纏いし時…… |
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『災厄』はその姿を現すのよ | ||
し、『しろきぺるそな』とは、 いったい……!? |
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彼の者が齎す 『破滅の狂宴(ヴァルプルギス)』―― |
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この庭は、その宿命(さだめ)から 逃れることはできないわ…… |
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そ、そんな! 何か手だては…… |
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……安心して。 | ||
たとえ『災厄』がこの庭が滅ぼそうとも、 式姫達には傷ひとつ付けさせはしないわ |
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や、やたのひめさん…… なぜ右腕を押さえて……!? |
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この『忌避せし力』…… | ||
もう二度と使うことは無いと 思っていたけれど……!! |
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み、右腕が痛いのですか!? ちょっと見せてくだ…… |
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……あっ!? | ||
あっ……空狐が石につまずいて…… | ||
(ゴゴゴゴ……!) | ||
手に持っていた仮面を かぶってしまった…… |
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"空狐がまた暴走するかも"っていう 白峯の今朝の予言…… |
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やはり見事に的中したようね。 | ||
オロカナルニンゲンドモヨ……! | ||
さて…… | ||
……逃げよ。 | ||
暴走した空狐によって庭は滅茶苦茶になりましたが、 みんなで『避難』したので庭の式姫たちは無事でした。 |
黑色的風……在哭泣著… | ||
矢田姬? | ||
站在那麼高的樹上面、 妳在眺望甚麼嗎? |
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我在注視的,是『世界』―― | ||
咦? | ||
――這是身為『監視者』 被賦予的使命啊。 |
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雖、雖然有點不懂妳在說甚麼、 不過大概是在看守著甚麼對嗎……? |
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是啊…… 但是這很需要全神貫注呢。 |
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當妳窺探著深遠之處時, 深遠之處也同樣的正在緊盯妳著不放呢―― |
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??? 這、這樣啊…… |
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空狐……妳也要小心點喔。 | ||
不久之後庭院將被『災厄』侵襲―― 我已經『觀望』到兆頭了。 |
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欸欸! 為、為什麼妳會 知道呢!? |
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啊! 該不會是…… | ||
因為矢田姬是 『世界的監視者』嗎……? |
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哼哼哼……! | ||
這、這麼說來、這個庭院 到底會有甚麼樣的災厄發生呢? |
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難道是、會有甚麼怪物 來入侵這裡嗎? |
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是啊……『那個人』與 『白色的面具』相纏之時…… |
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『災厄』就會出現了。 | ||
白、『白色的面具』 那到底是……!? |
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那個人將會帶來 『破滅的狂宴』―― |
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這座庭院、是無法從 那樣的宿命中逃離的…… |
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怎、怎麼會! 我得做些甚麼…… |
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……安心吧。 | ||
就算『災厄』帶領這座庭院走向毀滅、 式姬們是不會受傷的。 |
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矢、矢田姬…… 為什麼要按著右臂啊……!? |
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這個『避災之力』…… | ||
雖然已經想者無法 再用第二次了……!! |
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右、右手痛嗎!? 請讓我看看…… |
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……啊!? | ||
啊……空狐被石頭絆倒了…… | ||
(殺氣走全身……!) | ||
拿在手上的面具 貼到臉上了…… |
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"空狐大概會暴走吧" 白峯今天早上有這麼預言過…… |
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真是完美的命中啊。 | ||
愚蠢的人類啊……! | ||
看來…… | ||
……還是閃人吧。 | ||
雖然暴走的空狐差點將庭院燒毀, 不過因為大家已經早就『避難』去了,所以此次的災害無人員傷亡。 |
目前沒有資料連到「訪れし災厄」。