GRF、EUSTの武力衝突が激化し、双方はニュード耐性保持者、『ボーダー』の獲得に奔走した。「汚染者」として一般社会から隔離・迫害を受けて来た彼らはこの状況を利用し傭兵として戦いに身を投じた。
派遣社員より雇用社員の方が給料などか良いのではないか?と思われるだろうが、彼らが特定勢力に所属しないのは前述のように迫害を受けて来たため、基本的に特定勢力に所属するなんて嫌だ!俺達は自由がいいんだ!という傾向の人間が多いから。
その中で設立されたのが傭兵と両陣営との仲介を行う民間軍事会社「マグメル」であった。
傭兵達に任務の斡旋だけでなく、メーカーと提携し、パーツや武器の売買も仲介するといった体制が傭兵に受け入れられ、瞬く間に世界各地に支部を持つ巨大企業に成長した。
こうして抗争がマグメル主体の代理戦争になると、同業者同士で戦うこととなり、殲滅戦や追撃戦は減少し戦闘の規模に反して死傷者の数も減る結果となった。